2024年度SCGIS GIS研修制度のお知らせ


2024年度 SCGIS GIS研修制度のお知らせです。

【奨学金制度名】
SCGIS Global Scholarship Program (SCGIS GIS研修奨学制度)

【対象者】
・政府、NGO、大学のいずれかを通して保全GISに携わっていること。
・英語での読み書き、コミュニケーションが流暢であること。英語圏の大学受講可能レベルが望ましい。
・ArcMap から ArcGIS Proに移行している必要はなく、ArcGIS Proを使い始めたばかりであることが望ましい。
・独学や大学での講義など、ArcGISに精通している方が望ましい。
・地元の SCGIS 支部または GIS コミュニティで活動していることが望ましい。

【制度概要】
毎年、GISの自然保護への活用の推進を目指すボランタリーな国際ネットワークであるSCGIS(Society for Conservation GIS)は、毎年GISの研修と年次大会をアメリカで開催しています。
これに参加するための奨学金制度があり、現在、願書受付中です。
奨学金制度は、研修費とカンファレンス参加費を含みます
旅費については、一部補助の可能性があります。詳細は募集フォームを参照。

【2024年度研修の主なスケジュール】
6月21日〜6月23日
  各参加者アメリカ入国
6月24日〜7月14日  
  GIS研修-ArcGIS ProやEsriアプリケーション-(オレゴン州ベンド)
7月15日〜7月19日 
  ESRI International User Conference(カリフォルニア州サンディエゴ)

【応募について】
●応募フォーム
応募はこちら
※今年度より、応募方法は”Survey123のフォームから”に変更となりました。
※募集要項や、応募の注意点も上記フォーム内に記載されています。7/18ページまでをご確認ください。
※〆切日までに、上記フォームより応募してください。

●応募に関する問い合わせ先
japan@scgis.org(SCGIS日本支部)

●応募締切
2024年1月26日 23:59

●選考プロセス
2024年1月26日 参加希望者応募〆切(Survey123のフォームより応募)
2024年2月5日頃まで 日本支部での審査の後、該当応募者へ連絡・日程調整後、オンライン面接(主に英語力チェック)を実施

SCGIS本部では、支部からのコメントを参考にしながら、世界で14人が奨学生として選出されます。
これまでの例では、出身地域(国)のGISコミュニティーに貢献する意欲が強い方が選ばれています。


【研修プログラムについて】
SCGIS 本部ページ(英語)

本プログラムは、すべてのコミュニケーション、講義が英語で実施されます。
内容は入門的な内容から始まり、ジオデータベースの管理、ラスターおよび空間分析、編集、ModelBuilderなどを含む中級から上級のトピックへと急速に進みます。ベンドトレーニングの最後の週は、オンラインGIS、ウェブマッピング、ストーリーマップ、フィールドアプリ、Survey123について学びます。
GISを環境保全に活用していきたいと考えている方には、技術だけではなく、世界各国の活動者とネットワークを作るとても貴重な機会です。

応募期間が短いですが、ぜひこの機会をご活用ください。


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当法人のスタッフも、2016年度および2023年度の研修生として本奨学金制度に参加しました。
研修の様子を多くの方に伝えるため作成したWebMapがございますので、よろしければご覧ください。

@ 2016年度SCGIS研修マップ〜GIS技術研修編〜
A 2016年度SCGIS研修マップ〜カンファレンス編〜